2007年10月2日火曜日

歯列矯正

歯列矯正とは、歯並びを矯正して、綺麗な歯並びを取り戻すための歯科治療法です。歯並びが悪いと、歯が磨きにくくなって虫歯になりやすいだけでなく、笑顔の際に歯並びがきになって自然な笑顔が作れないといったこともあります。審美歯科的な観点から考えても、歯列矯正は重要な歯科治療であるといえます。歯列矯正によってもたらされる効果は、歯並びの改善による口の中の環境の改善や、審美的な効果があげられます。

歯並びはどれほど人の印象に残るのかについてですが、ある調査では「初対面の人と会話する時、その人のどこに目がいくか?」といった質問に対して「口元」と答えた人が半数近くいたという報告があります。それほど、歯が人に対して与える影響は大きいようです。また、歯並びの悪さは自分自身でコンプレックスをもっている場合がおおく、せっかくの笑顔が遠慮がちになってしまってはもったいないといえます。


治療期間は、症状によって個人差がありますが、マルチブラケット装置をつけてから2年から3年くらいが一般的です。なかには3年以上かかる人もいます。治療方針によっても、治療期間は大きく異ります。


矯正治療の費用ですが、保険の場合(アゴを切る手術や口蓋裂の矯正治療)以外は、自由診療といって、各医院毎に、自由に料金を設定することができます。ピンからキリまであります。そこで、公開されているいくつかの治療費を見てみましょう。

● 国立大学の付属病院(日本全国どこでも同じ料金です)
金属のブラケットを付けて2年くらい治療すると、使う装置にもよりますが70万円代から80万円代になります
● 私立大学の附属病院(日本大学歯科病院)
精密検査料+75万円以上
● 私立大学の附属病院(昭和大学歯学部附属病院)
70万円+3,000×n回 
● 矯正専門開業医
ピンからキリまであるので、一概には言えませんが、大きく分けて2種類の料金体系があります

 1)基本料金(呼び方はいろいろあります)+調整料のタイプ
  100万円+5,000×n回   治療期間が延びるほど、高くなっていく
 2)治療費の総額が決まっているタイプ
  120万円(トータルフィー)    治療期間が長くなっても同じ料金

トータルフィー(総額制)の場合は、一括前払い、分割払い、信販会社のローンやクレジット、デビットカードの利用など、医院によってかなり異なります。最初に確認された方が良いでしょう。

こちらも参考になると思いますので載せておきます。

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